バスケ好きなIT系パパの南の島日記。

バスケットはNBAはウォリアーズ、Bリーグは地元の琉球ゴールデンキングスを応援してます。IT企業に勤めながら二児の父親してます。日々感じたことや地元(沖縄)の紹介などなど綴っていきます。

2016-17 NBAファイナルのGame5に向けてGame1-4を振り返る。

はてさて、楽しみにしていたNBAファイナルも

ウォリアーズが、3-0とGame3まで3連勝したことで

あっという間にファイナルが終了するかと思いきや

Game4で、キャブスがウォリアーズに快勝!

今後のシリーズの行方を左右する衝撃を与えました。

そして、昨季と同じ3-1となったことで

キャブスファンはもちろん

アンチウォリアーズも騒いでることでしょう...

ウォリアーズファンとしては

Game5まで落ち着かない気持ちですので

これまでのシリーズを振り返って

Game5のポイントとなる部分を振り返ってみます。

まず、これまでのシリーズ結果はこちら。

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ウォリアーズが勝利したGame1/2/3の共通点で

サザントーマス的に気になった点はこちら。

  • 1Q及び前半をウォリアーズがリード
  • カリーの+/-がチームTOP3以内
  • ウォリアーズの3P成功率が36.5%以上
  • テクニカルファウルが各ゲームで1つ以内
  • キャブスのスコアリーダがレブロン
  • レブロンのTOが4つ以上

Game4で致命的だったのは1Qでした。

2Q以降も全てのクォーターでキャブスが

上回ったものの、僅差のクォーターばかりで

1Qにつけられた点差が重く

最後までウォリアーズを苦しめました。

 

1Qで両チームの違いが発生した一番の要因が

カリーが抑え込まれたことでした...が

そもそも、カリーが積極的にボールを

取りに行っていないように見えました。

このシリーズを通して最も消極的なカリーでした。

結果的に、チームで最も悪い+/-の値が-25

T/Oもチームで最も多い4を記録しました。

 

Game1でK.トンプソンのシュートタッチが不調でしたが

Game2からは、K.トンプソンのタッチも戻って

チーム全体としても、3P成功率がまずまずだったのが

Game4では、28.2%と大きく落ち込みました。

中にはオープンなシュートにも関わらず

連続してシュートミスをする等の

ウォリアーズらしからむシーンも多かったです。

 

また、Game4でキャブスが追い込まれたことで

フィジカルなゲームを仕掛けてきたことも

要因ではありますが、不可解なテクニカルが多く

グリーンがテクニカルを2回取られたと思いきや

1回目のコールはカーHCに対してのコールだったという

コールに関連したトラブルも出ていました。

また、それに対して不満を露わにするルーHCを見ると

キャブスのゲームプランとして

グリーンに突っ掛かれというものがあったのでは

と言った推測も入ってしまいます。

実際、シャンパートは演技かかった場面が

何度か見られましたし

シリーズを長引かせるためには

グリーンのファウルトラブルが効果的

というのは、リーグも昨季で分かっているはず

リーグがそんな指示を出すはずはないと思いますが

ウォリアーズに不利な判定を出しやすいレフェリーを

決定する権限は、リーグにありますからね。

シリーズが長引けば放映権の収入も増えるでしょうし

そこは、大人の事情も絡んでいるように感じます。

 

キャブスは、TEAMレブロン

と言い切ってもいいくらいにレブロンの影響力が大きく

Game3から、アービングの存在感が増してきましたが

結局のところ、オフェンスがうまく回らなければ

レブロンアイソレーションから攻めるパターンが増え

レブロンがスコアリーダーになってしまいますが

Game4では、アービングだけでなくラブやJR.スミス

それにベンチメンバーも高確率で3Pを沈めたため

キャブスが、このシリーズで最多得点を記録しました。

 

そして、Game3までレブロンのターンオーバーは

最低でも4つと多かったのですが

Game4では、ターンオーバー2つと改善されました。

単純にキャブスが修正してきたのかもしれませんが

ウォリアーズの守備も微妙にズレが発生して

Game3まで、度々スティールしていた

レブロンのパスアウトを良いように通してしまい

さらには、高確率の3Pを決められ

キャブスの大量得点を招いてしまいました。

 

以上が、サザントーマス的に分析した

Game4で大敗した要因と見ていますが

Game4で良かったこととしては

オフェンス面では3Pが低調だったにも関わらず

また、序盤で大量点差をつけられても

度々、ランを決めて差を詰めるシーンがありました。

その結果が、20点差以上の大勝にも関わらず

レブロンアービングが41min以上の出場と

リラックスさせることなくGame4を終えられました。

 

そして、Game5では下記の点が

勝負の...ウォリアーズの優勝の分かれ目と予想します!

  • 試合序盤のカリー
  • ウォリアーズのレブロン包囲網
  • グリーンの審判対策
  • キャブスのシュートタッチ

現在のウォリアーズのスコアラーはKDですが

KDは、ウォリアーズのシステムでフィットしていて

インサイド/アウトサイドと得点を決められるので

安定して30点以上をチームにもたらしてくれます。

そこで、やはり勝負の分かれ目となるのが

カリーの積極性。

その実力は、2連続シーズンMVPで証明済みです。

その実力を試合序盤から出せたら

ウォリアーズの勝利、そして優勝がグッと近づきます!

 

キャブスの一番の脅威は、レブロンに牽引されて

チーム全体で得点を取りに来た時です。

アービングレブロンで守備を分散されてしまいますが

アービングは、自身の得点に止まりますが

レブロンは、他選手に対する波及効果が物凄いので

レブロンに対する守備を再徹底して

ターンオーバーを誘発させられれば大きな違いになります!

 

そして、キャブスが明らかに狙いに来ている

グリーンのファウルトラブルです。

Game4の3Qで、ラブに対するグリーンの守備で

ファウルを取った際のグリーンのリアクションに

レフェリーは、何の迷いもなくテクニカルを取りました。

グリーンは、そこを理解して昨季のGame7のように

プレイに集中して、レフェリーのコールに対して

余計な行動を慎むことが必要です。

 

色々とウォリアーズにも課題が見えたGame4ですが

あんな確率で3Pをバカスカ決められたら

勝てるチームなんて、ほぼ無いでしょう...

3Q終了時点では、3P成功率が60%でした。

Game5では、ウォリアーズのホームコートになり

雰囲気は、キャブスには圧倒的不利になりますが

Game4のようなシュートタッチを続けられると

ウォリアーズとしては、かなり苦しくなります。

しかしながら、Game4では大敗しつつも

レブロンアービングにはリラックスさせず

疲労を与えることも出来たので

Game4と同様の3Pになることは無いと予想。

 

ということで、現地6/11のGame5は

リアルタイムで見ることが出来ないので

仕事の合間にちょこちょことスタッツを眺めて

帰宅後に観戦することになっちゃいますが...

事前に予想していた4-1でウォリアーズ優勝!

を信じてGame5を迎えたいと思います!

souththomas.hateblo.jp

ウォーーリアーーズ!