バスケ好きなIT系パパの南の島日記。

バスケットはNBAはウォリアーズ、Bリーグは地元の琉球ゴールデンキングスを応援してます。IT企業に勤めながら二児の父親してます。日々感じたことや地元(沖縄)の紹介などなど綴っていきます。

琉球ゴールデンキングスが自由交渉選手を公表しましたよ。

琉球キングス、2017年5月22日付で自由交渉選手を公表しました。
公示された選手は、下記の通りです。

#5 アンソニー・マクヘンリー
#7 レイショーン・テリー
#8 大宮 宏正
#32 山内 盛久
#34 ラモント・ハミルトン
#40 新城 真司

色々と予想が入ってしまいますが
逆に契約更新した選手は、下記の通りです。

#6 金城 茂之
#10 波多野 和也
#13 津山 尚大
#14 岸本 隆一
#16 渡辺 竜之佑
#24 田代 直希
#31 喜多川 修平

契約更新された選手を見ているとやはり若手中心ですね。
岸本選手は、フランチャイズプレイヤーなので当然として
ベテランの金城、喜多川選手はやはりなという感じです。
両選手、多少の波はあれどもシーズン通して安定してました。
波多野選手の更新がちょっと意外でしたね。
シーズン通して、琉球キングスは日本人選手の4番ポジション
大宮・波多野選手のポジションの守備が課題でした。
そこを補強するのかと思ったんですが
CSに入ってから、オンザコート1のクォーターでも競り合えていたので
波多野選手でも対応可能と判断したのかサラリーを抑えられたのか
どちらかの要因で契約更新に至ったのかなぁと予想。

はてさて、自由交渉選手にリストされた選手について
FB/Twitterとファンから悲鳴にも似たコメントが寄せられています。
特に多かったのが、マクヘンリー・山内選手ですね。
この辺の契約更新は、非常にデリケートな部分で
シーズン中は、チームと選手で一致団結して勝利を目指していますが
契約事に関しては、チームと各選手で腹の探り合いになります。
そこはファンの皆さんも、きちんと理解しておいた方が良いです。
そういった思いもあってか、キングスHPでは下記の規定を転載しています。
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「選手契約および登録に関する規定・第2節第11条」
[契約更新通知期限]
Bクラブは、その所属選手に対して、新たな契約を締結する意思および
その契約条件を、シーズン終了の7日後までに書面により通知しなければならない。

当該期日までに契約更新通知がなかった場合、当該Bクラブに契約更新の
意思が無いものとみなし、当該Bクラブは当該選手を直ちに自由交渉選手リストへ
登録しなければならない。なお、ここでいうシーズン終了日とは当該Bクラブの
Bリーグ公式戦(チャンピオンシップおよびプレーオフを含む)終了日をさす。

「選手契約および登録に関する規定・第2節第12条」 ※参考
[自由交渉選手リスト]
(1)Bクラブおよび所属選手に下記のいずれかの事由が発生した場合
 Bクラブは所属選手を自由交渉リストへ公示する。

 ①所属元クラブによる当該選手への契約更新の意思がない場合
 ②所属元クラブと当該選手との契約交渉が決裂し、契約更新がされないことが
  確定した場合
 ③所属元クラブと当該選手との現行契約が満了した場合

(2)いかなるクラブも、所属元クラブへの通知なくして、自由交渉選手リストに
 掲載された選手と契約交渉および契約締結できるものとする。
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正直、シーズン終了から7日間で契約更新を完了できた方が奇跡だと思います。
特に金銭に関してグチグチ言うのを忌み嫌う日本人以外は
契約更新時に、しっかりチームと交渉すると思います。

更に今回は、Bリーグになってbj時代にリーグのパワーバランスを保つため
存在していた在籍選手の年俸総額を制限するサラリーキャップが無くなり
選手としては、大幅なサラリーアップも期待出来るチャンスです。
そしてチームとしては、各選手の適正サラリーが判断しづらい状況のはず。

その結果が、外国人選手全員の自由交渉選手リストにつながったと予想。
特にマクヘンリー選手は、オールスターにも選ばれたので
他チームが自身に対して、どの程度の金額を提示してくれるのかという
市場リサーチもしたかったんじゃないでしょうか。
琉球キングス側も、キャリア終盤を迎えるであろうマクヘンリー選手に対し
どの程度の金額提示が適正なのか、契約決裂ではなくて一旦ペンディングして
その後に、再び話し合いをしましょうというストーリーじゃないかなぁ。
テリー選手に対しても、同様じゃないかなぁと思います。
山内選手は、今シーズン出場機会に恵まれなかった事と
過去にFA宣言をした経緯もあるので、本人意思の可能性が高そう。

対して、大宮・新城・ハミルトン選手はチーム側から
更新意思が無かったんじゃないかと予想。
大宮・ハミルトン選手は、課題だったインサイドの守備で
シーズンを通して貢献してくれたことに間違いはないのですが
大宮選手は、年齢的なものと怪我で欠場することも多かった。
ハミルトン選手は、シーズン途中からパッサーに徹してくれたのですが
やはりインサイドの守備改善という課題の中心人物ですから。。。
新城選手は、そろそろ決断する時期かもしれません。
琉球キングスという環境は、新城選手にとってきっと特別な場所です。
夢を持ち続けられて、ガベージタイムのみの出場でも応援してくれるファン。
そして雰囲気の良いチームメイトという心地よい場所です。
しかしながら、貴重なロスターの1枠です。
チームに加入してから3年は経過したでしょうか。
成長が期待できる若手選手の1枠であればチームの将来性に繋がりますが
そろそろチームも本人も決断する時期なんでしょう。
プロスポーツ選手に限らず、一般企業でも同じことが言えるはずです。

とまぁ、勝手に色々と予想して書き綴ってみましたが...
どうなりますかね?!
来季、琉球キングスは今季以上の成績...というと西地区1位!
を目指してオフシーズンも多忙な日々を送ることになりそうですね!
フロントの皆さん、頑張ってー!!!