バスケ好きなIT系パパの南の島日記。

バスケットはNBAはウォリアーズ、Bリーグは地元の琉球ゴールデンキングスを応援してます。IT企業に勤めながら二児の父親してます。日々感じたことや地元(沖縄)の紹介などなど綴っていきます。

ウォリアーズ、チャンピオンチームとしてのホワイトハウス訪問は招待取消しで行われず。。。

2016-17シーズンにチャンピオンとなったウォリアーズ。

チャンピオンチームの名誉として、ホワイトハウス訪問が

慣例として存在していて、2014-15シーズンに優勝した際は

当時の大統領でNBA大好きなオバマ大統領を訪問して

ウォリアーズの選手達もオバマ大統領も

笑顔で交流している写真が印象として残っています。

しかしながら、2016-17シーズンで優勝して間もなく

優勝パレードを行った際、カーHCがホワイトハウス訪問について

質問されると「何も考えていない」とコメントしていました。

それもそうで、カーHCに始まり反トランプ派の選手が多いんです。

島国国家で、ほぼ同一民族で構成されている日本人には

分かりづらい感覚なのですが

人種差別は、本当にアメリカではナーバスな話題だそうです。

人種差別なんて過去の話かと思いきや

未だに黒人差別は存在しているらしく

トランプ大統領は人種差別を表立った表現はしないものの

難民受け入れ拒否に始まった指定国家からの入国禁止。

白人至上主義者と反対派の衝突時に白人至上主義者を擁護している

とも見られる発言をする等の言動の根底には

そういった意識があるのでは?と思ってしまいます。

 

NBAでは、カナダやヨーロッパ諸国をはじめとする

インターナショナルプレイヤーが増えていて

そして、それを歓迎する文化があります。

しかしながら、上述のトランプ大統領が行った政策により

母国への渡航が懸念される選手も出ました。

スーダン出身のルオル・デンがその選手です。

そのようにトランプ政権の政策が与える影響は大きく

それに対して、スポーツ選手でも声をあげるのが

アメリカの良いところだと僕は思っています。

そして、そのコメントも適切というか

個人の考えをしっかりと言葉にし、尚且つ尊敬できる内容。

インパクトだけを重視して、中身が怪しいトランプ大統領の

挑発的なコメントよりも、とっても大人な意見ばかりです。

 

ウォリアーズのメディアデーで

カリーは「(ホワイトハウスに)行きたくない」

とはっきりとしたメッセージを出しました。

その発言を受けて、個人攻撃した大統領がいますよっと。

本当にTwitterが大好き。

というか、大統領ともあろうお方が

プロスポーツ選手とはいえ、個人攻撃って...

ホワイトハウスに招待されることはチャンピオンチームにとって

 とても名誉あるものだが、ステフィン・カリーが

 躊躇っているようなので招待は取り消す!」

断られる前に取り消してやるよと言った

面子を気にする器量の小ささを感じます。

それに対するレブロンの援護射撃が秀逸。

「ステフイン・カリーは、行きたくないと言っていた。

 だから、招待も何もないよね。

 ホワイトハウス訪問はとても名誉のあることだった...

 あなたが現れるまではね!」

レブロンだけではないですが、カリー支持の声は多い。

ウォリアーズも球団としての声明で

ホワイトハウス訪問をトランプ大統領が拒否したということで

 様々な問題に選手間で議論する場も設けられなかったことが残念。」

アダム・シルバーも選手と球団の考えを支持するとのコメント。

続いてマイケル・ジョーダンポポビッチHCも

カリー支持のコメントを出しましたね!

カリーの意見に批判的なコメント出したのって

僕が把握してる範囲では、バークレーくらいかな...

バークレーもトランプ大統領を支持という訳ではなく

ホワイトハウス訪問という名誉で直接意見を言える機会を

失うことは残念というコメントだったかな。

バークレーは、人が言わなそうなことを言うと

注目を集められて、そこに自身の価値があると考えてそう...

 

また、NFLではコリン・キャパニック選手が

トランプ大統領に抗議するため国歌斉唱に起立しなかった。

それに対して、トランプ大統領が個人攻撃したことで

他選手も抗議の姿勢を取り

NFLとトランプ大統領の対立が深まっているところに

前述のホワイトハウスへの招待取消しですからね。

ドンドン色んな人に背を向けられてます...

本当にどうしてトランプ大統領が選ばれたのか...

まぁ、対抗のクリントンさんも色々と問題ありでしたからね。

あの二人を最終候補に残してしまったのが問題だったのか。

とにかくNBAファンとしては

トランプ大統領の嫌がらせとかが起きないことを願うばかり!