フィル・ジャクソンが球団社長を退任したニューヨーク・ニックスは再建できるのか?!
ようやく退任してくれましたね。
フィル・ジャクソンと言えばコーチ時代に
11度のNBAチャンピオンを経験していることが有名で
マイケル・ジョーダンが在籍している
ブルズで3連覇を2度達成。
コービー・ブライアントが在籍している
レイカーズで3連覇、2連覇を達成した。
これらのNBAチャンピオンに輝いたチームで
採用していたのが、トライアングルオフェンスだった。
そして、今回のニックス球団社長退任の
引き金もトライアングルオフェンスだった。
2014年にフィル・ジャクソンが球団社長に就任してから
自身でコーチしないにも関わらず
ニックスのHCに対してトライアングルオフェンスを
採用することを前提にHCとするものの
HCも複雑なトラアングルオフェンスを理解できず
フィル・ジャクソンが採用される前年
2013-14の37勝45敗から大きく成績を落として
2014-15に17勝65敗、2015-16に32勝50敗、2016-17に31勝51敗。
この間に、HCもデレック・フィッシャーからカート・ランビス
そして現在のジェフ・ホーナセックと落ち着かなかった。
フィル・ジャクソンの唯一の功績と呼べるだろうことが
2015 NBAドラフトで4位指名したラトビア出身のビッグマン
クリスタプス・ポルジンギスを発掘したことくらいだろう。
ドラフト当時、線が細く体が出来上がっていないことから
ニックスが指名した瞬間、会場からブーイングさえ起こったが
そのブーイングしたファンの予想に反して
ポルジンギスは初年度から活躍した事に加えて
2016オフにローズやノア、リーと言った選手を集め
ニックスの復活を期待させたが
ここでもトライアングルオフェンスが機能せず
ローズやノアがシーズン中に故障した事も影響して
期待はずれのシーズンとなった。
カーメロに対して、不要論を持ち出したものだから
カーメロを慕うポルジンギスは激怒。
そして、ポルジンギスを慕うニックスファンも激怒。
ということで、もはやニックスに残された道は
フィル・ジャクソンの解雇
以外には事実上、無かったとしか思えない。
僕は、ニックスに対して何の思い入れもないですが
トレードの噂がつきまとうオールスターウィーク前後
カーメロが真摯に目の前の試合に取り組んでいた姿が
とても印象に残っていて、それに対するフィル・ジャクソンの
発言はあまり気持ちの良いものではなかったですね。
それでも、下記のロスターが残っているのは良いかもしれない。
- G/25/デリック・ローズ
- G/5/コートニー・リー
- F/7/カーメロ・アンソニー
- F/6/クリスタプス・ポルジンギス
- C/13/ジョアキム・ノア
- F/2/モーリス・ンドゥール
- G/4/チェイソン・ランドル
- G/8/ジャスティン・ホリデー
- F/9/カイル・オークイン
- F/14/ウィリー・エルナンゴメス
- F/18/サーシャ・ブヤチッチ
- G/31/ロン・ベイカー
- C/40/マーシャル・プラムリー
- F/42/ランス・トーマス
- F/91/ミンダウガス・クズミンスカス
- C/ルーク・コーネット
スターターは、既に実績のあるメンバーだから
怪我しないようにプレイタイムのシェアできる
メンバーをオフシーズン中に補強できれば!
プレイオフ進出もいけそう!