バスケ好きなIT系パパの南の島日記。

バスケットはNBAはウォリアーズ、Bリーグは地元の琉球ゴールデンキングスを応援してます。IT企業に勤めながら二児の父親してます。日々感じたことや地元(沖縄)の紹介などなど綴っていきます。

琉球ゴールデンキングス、伊佐HCが退任して佐々氏が就任。

2017年5月14日、三河クォーターファイナルに敗れ

Bリーグ初年度のシーズンを終えた琉球キングスですが

シーズンが終わって、まだ一週間も経たない5月19日。

早々に、来シーズンに向けた動きが出ました。

伊佐 勉HCが、退任!!!!

ヘッドコーチ交代のお知らせ:伊佐勉ヘッドコーチ退任 - 琉球ゴールデンキングス

そして、同時に後任のHCも発表!!!!

ヘッドコーチ交代のお知らせ 新ヘッドコーチに佐々宜央氏就任 - 琉球ゴールデンキングス

かなり早い動きでビックリです。

今シーズン、確かに満足できる結果ではなかったですから。。。

それでも、県民を巻き込むには沖縄出身HCという肩書きを持つ伊佐HCが

Bリーグ初年度で交代になるのは球団として本意だったのか謎です。

もしかしたら、伊佐HC本人からの志願の方が強かったのかなぁと予想してみたり。

Bリーグとなり、旧NBLから高さも速さもある選手と戦うことになったのと同様に

コーチングという専門の分野で学び、海外から招聘されるHCとも戦うことになり

戦術や状況判断とbjリーグとレベルが違うHCと相見える機会も多かったかと

そんな中で、伊佐HCはbjリーグ最終年からBリーグ加入を見越した

『人とボールが動き続けるバスケット』

というテーマを持って取り組み、bjリーグ最終年に有終の美を飾り

Bリーグで、勝率5割に届かないまでもCS進出することが出来ました。

 

しかしながら、その一方でファンの中から

伊佐HCの手腕を疑問視する声があったのは周知の事実だったのかなと…

タイムアウトや選手交代のタイミング

・スターターが毎試合のように変更

・接戦の試合になった時のプラン

NBABリーグとプレイは出来なくても“見るだけベテラン”が増え

そういったファンの目は厳しく、SNS2ちゃんねる等で上記に関する

伊佐HCの采配に対する批判が多く見られるようになりました。

そういった情報は、あらゆる方法でインターネットと繋がっている

現代では本人も、容易に目についたと思います。

そのような状況で、様々な戦術を持ち状況判断に優れたHC達と

毎試合渡り合わなければならないプレッシャーは想像できません。

 

一度、TVの特集でキングスの広報を担当されてる方が

「強ければいいってもんじゃない、付加価値が重要」

というニュアンスの強気な発言をされていたんですが

確かにそれも一つの正論だと思う一方で

このまま沖縄県出身のHCや選手の起用に拘った結果

優勝争いに加われず、B2/B3降格となったら

徐々に離れていくファンは少なくないんじゃないかと感じます。

特に沖縄という小さいマーケットだと影響は大きいんじゃないかと。

小さいマーケットだからこそ、あの団結力も存在するんでしょうけどね。

 

そういった状況で、フロント陣がまず手始めに着手したのがHCだった訳で

後任の佐々氏は、よくぞこんな南の島のチームのHCを引き受けてくれました!

と言わんばかりの経歴の持ち主です。

HC職の経験がないことが多少は気になりますが

満を持してのHC就任という時期に、琉球キングスがオファーしたんでしょう。

そういった所は、琉球キングスのフロントの嫌らしくも賢いところです。

佐々氏が、別チームでHC職のオファーを受けて

そのチームを飛躍させる等の結果を残した場合は

今回の契約内容は公にされていませんが、きっと契約金額は跳ね上ります。

現在の琉球キングスの状況というと

・熱狂的なファンがいる

・サイズは小さいが、将来有望なガード陣も存在

・外国人選手はベテランが主体だが、若手とベテランのバランスが良い

・CSに進めるだけのポテンシャルを有している

といったプラスな要素が多いことは

佐々氏も知っていての今回の契約に至ったと予想しています。

また、佐々氏自身もこれまでのAC時代のコネクションで

ポテンシャルの高い下位チームで悶々としている選手を

呼びかけるということも計算しているのかなぁと勝手に想像。

そして、琉球キングスのフロントもそれに期待してたり。

 

Bリーグ初年度も大詰めで、これまで不明だった各チームの戦力が

CS進出/中間/B1残留争いとカテゴライズされたことで

幸いにもCS進出を果たした琉球キングス

来シーズンに、佐々氏の就任で選手からの期待値も上がることから

もしかしたら、日本代表レベルの選手が加入する可能性もある!?

琉球キングスは、スカウティング中の情報が全く出てこないので

結局のところは、新加入選手の情報は開幕直前になると思うんですが、、、

オフ期間中も、目が離せません!

 

そして、Bリーグ初年度がB1では2チームを残して終了しました。

チームとしてだけではなく、各選手も新リーグの初年度が終了しました。

特に旧bjリーグからの選手にとっては、チャレンジの年だったと思います。

NBLのチームに対して、自分の能力/スキルが通用するのかどうか。

どの競技においても、プロ選手のセカンドキャリアは課題です。

特に年俸も野球やサッカーに比べると低いであろう

バスケット選手のセカンドキャリアへの不安は大きいはず。

30を過ぎて、身体能力が衰え始める境目の選手にとっては

このオフに大きな決断を迫られる選手は多いはずです。

実際、安定したプレイタイムをもらっていたにも関わらず

引退を表明をしている選手も既に出ています。

琉球キングスからも、そういう決断をする選手もいるかもしれません。

 

まずは、10年間琉球キングスの活動に取り組んでくれた

伊佐HC、本当にお疲れ様でした!

少しよんなぁしたら(しない?)、また沖縄バスケに関わって欲しい!

特に小/中/高校の指導者層が問題になってるはず!

決して多くはないですが、琉球キングスの試合を観に行くたびに

大声を出して、たくさん楽しい思い出を頂きました!

ありがとうございました〜!!!