バスケ好きなIT系パパの南の島日記。

バスケットはNBAはウォリアーズ、Bリーグは地元の琉球ゴールデンキングスを応援してます。IT企業に勤めながら二児の父親してます。日々感じたことや地元(沖縄)の紹介などなど綴っていきます。

琉球キングス、5/7(日)の大阪戦を観戦したった。

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前日、友人とのバスケ前に1Q終了時点で9点ビハインドなのを
スポナビサイトで確認した時点で
琉球キングスの今シーズンは終わったか。。。」
と寂しい気持ちを感じていたのですが
バスケ後に最終チェックしてみたら
「カカカカ・・・勝ってる!!!!????」
なんと4Qに怒涛の追い上げで同点に追いつき
OTの末にCSに首の皮一枚つないだ勝利をもぎ取ってる!
前日の勢いそのままに連勝してCS進出を狙う琉球キングス
気持ちを一新して、一度は掴みかけたCS進出を取り返す大阪の
意地と意地のぶつかり合いがかかる一戦。
「見に行きたいなぁー」
と思っていたら、どこかに神様がいたのか
いつもお誘いしてくれる友人から
「またまたチケット余っちゃったんだけど、行く?」
というお誘いで、息子連れてホーム最終戦を観戦してきました!

 

琉球ゴールデンキングス 80 vs 72 大阪エヴェッサ

 1Q 26-14 / 2Q 15-25 / 3Q 16-10 / 4Q 23-23
 @沖縄市体育館(3,730人
 ※ オンザコートは両チーム、2-1-1-2
 ※ レフェリー:加藤 誉樹/堀内 純/平出 剛

 

【スターター】
琉球ゴールデンキングス
#5 アンソニー・マクヘンリー
#7 レーション・テリー
#13 津山 尚大
#14 岸本 隆一
#16 渡辺 竜之介

 

大阪エヴェッサ
#1 今野 翔太
#14 橋本 拓哉
#17 木下 博之
#32 エグゼビア・ギブソン
#55 ジョシュ・ハレルソン

 

[1Q 26-14]
琉球キングスは、前日からスターターを変更。
好調だったOTのメンバーにしています。
そして、何よりもすごかったのが歓声!
試合開始前から「GoGo,Kings」が始まり
それを煽るテリー選手、さらにボリュームアップする歓声。
というホームコートアドバンテージ全開な状況で試合開始。
するといきなりギブソン選手がパスミスでターンオーバー。
テリー選手の1stショットにハレルソン選手がファウルでFTを獲得。
良い滑り出しでスタートした琉球キングス
その後に岸本選手が、フローター気味のレイアップに3Pと連続得点!
大阪はインサイド/アウトサイドとシュート確率が低く
ギブソン選手のインサイドアタックからの得点とフリースロー頼み。
1Qの琉球キングスは、アウトサイドが好調で5本の3Pが決まり
26-14と琉球キングスの12点リードで1Q終了。

 

[2Q 15-25]
2Q開始は、大宮選手のアウトサイドから好調な滑り出し。
大阪はスクリーンからスライドしてインサイドでのレイアップが
有効に決まって、大阪はインサイド中心の攻めを展開するものの
好調テリー選手を中心に琉球キングスもオフェンスを展開。
若手の渡辺選手からベテラン金城選手への速攻のアシストも出て会場大盛り上り!
しかしながら、残り4:22から琉球キングスはターンオーバーや
ファウルトラブルもあり無得点状態が続いている間に
大阪はギブソン選手のインサイドアタックからのフリースローで加点。
残り1:03には39-39の同点に追いつかれる!
このまま同点で2Q終了かと思ったらハミルトン選手がインサイドからねじ込み
なんとか2点リードで2Qを終了。

 

[3Q 16-10]
3Qに入るといきなり橋本選手に3Pを決められ、逆転される。。。
しかし、すぐさまハミルトン選手のアウトサイドで再逆転。
再び大阪に逆転されるも、岸本選手のフリースローで再再々逆転!
大阪が同点に追いつく、琉球キングスがリードを繰り返し
しばらく緊迫した状況が続きます、そして息子がこの辺りで愚図りだしました。。。
しかし、こんな大事な場面で抜け出せない。
いや、正確に言うと立ち見客でごった返していて
どこが一番スペースがあるかって指定席に座っている状態!
もはやオヤツというカードを切ってしまっていたため
残されたカードはYouTube
この騒がしい状況で大人しく見てくれるのか?!
見てくれたーーーーー!!!!
そして、安心して試合観戦に戻る。
残り1:27、マクヘンリー選手から金城選手という熱いホットラインで得点して
抜け出した琉球キングスが、そのままリードを広げる。
3Qを57-49の8点リードで最終4Qへと突入。

 

[4Q 23-23]
4Qに入ると頼れるキャプテン岸本選手のドライブで得点!
大阪は、相変わらずギブソン選手を中心に攻めて加点。
琉球キングスは、テリー選手からマクヘンリー選手への
スピーディーなコンビプレイで得点、会場は大盛況。
さらに続いてテリー選手の3Pが決まって、益々大盛り上り!
大きく試合が動いたのが、大阪のタイムアウト後の残り3:35。
明らかにファウルをもらいにドライブを仕掛けたギブソン選手。
しっかりとコースに入ったマクヘンリー選手のディフェンスでオフェンスファウル!
その後、ギブソン選手の3Pが決まるものの流れは完全に琉球キングス
残り1:41にはギブソン選手が5ファウルで退場。
ファウルゲームで粘る大阪をフリースローの確率が高い
テリー選手や岸本選手がボールをキープして、点差は詰めさせない。
最後は、観客の大歓声に包まれながら試合終了!
YouTubeに集中していた息子も、周りにつられて万歳三唱!
みんな、笑顔でハイタッチをして琉球キングスのCS進出が決定!

 

[トータル]
この連勝の大きな要因は、ホームだったこと!
ギブソン選手は、キングスファンの大声援にも動じずインサイドアタックを遂行。
得たフリースローも13/15の高確率で沈めていましたが
他日本人選手は、アウトサイド/インサイドとシュート確率が悪く
明らかに会場の雰囲気に飲まれていた部分はあったと思います。
それくらい、会場の雰囲気が異様でした。
隣の友人と会話するのにも声を張らないと聞こえないレベル。。。
あの狭い沖縄市体育館に3,730人も詰め込んだのね、凄い!
そして、あの一体感が物凄かった!

とりあえず、あんなに派手に行ったBリーグ開幕戦に選ばれた
琉球キングスがCSに進出できないとかにならなくて良かったと少し安心。
bjとNBLに差があることは分かり切ってはいたものの、やっぱりね。
この連勝の勢いをCSにも持ち込んで何かしらの爪痕は残して欲しい!

それにしても、テリー選手の得点力に圧巻の試合でした。
そこに岸本選手、マクヘンリー選手と大黒柱の活躍もあり
現時点での琉球キングスの最高のパフォーマンスを見せてもらいました。
ただし、ハミルトン選手が早い段階でファウルトラブルになる
不用意なターンオーバー、スターター定着していた田代選手の不調
色々と課題も見えた試合でした。
前日に5スティールで貢献した山内選手の不出場が少し腑に落ちなかったけど。。。
まぁ、そこは何かしらの内部事情だったんでしょう!

正直、最高に面白いゲームを見れたことには満足でしたが
それでも、やはりCSを勝ち進めるのは厳しいように感じました。
でも、来季に向けて期待のできるホーム最終戦だったと思います。
CSに進出して、全力を尽くして結果はどうあれ来季に繋げて欲しい。
試合終了後のインタビューを聞きながら、ただただ、そう思っていました。

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