母親の三回忌で改めて両親に感謝して決意すること。
昨日は、実家で祖母の一回忌と母親の三回忌を行いました。
祖母は、高齢で103歳と大往生でした。
しかしながら、母親は64歳と若い内に息を引き取ってしまいました。
原因は、糖尿病でした。
最後の一年は、実家で自宅介護していましたが
脳梗塞を発症した際に、言葉をうまく発せなくなり
妻と結婚を決めたものの、披露宴への出席も難しそうだったので
両家で写真撮影をして、実家にて食事会をするだけにしました。
僕が入籍したのを見て安心したのか、その2週間後に母親は他界しました。
お医者さんから、もういつ息を引き取ってもおかしくないと言われてから
1年弱の間、闘病して生きながらえたのは母親の意地だったんだろうなぁと
今でもそう思います。
そのため、母親に僕の息子と娘を会わせる事が出来ませんでした。
それだけが、いつも思い出すたびに残念に思ってしまいます。
母の法事を迎えるたびに思い出すのは
仕事と家事をしながら、僕ら子供のために
朝から晩まで忙しくしていた母親の姿です。
あまりにも忙しくしていたので、子供ながらに手伝おうと思ったのか
僕は料理、掃除、アイロンがけといった家事も
子供の頃から手伝いをよくしていました。
そのおかげで沖縄男性には珍しい家事が出来る旦那が誕生しました(笑)
自分が親になってよく考えるのが、どうすれば自発的に色んなことを
子供たちが取り組んでくれるようになるかなということで
自身の子供時代を振り返ると、家事などで忙しくしつつも
母親は本も読んでくれたし、家庭学習等にも付き合ってくれました。
時代的に父も母も、学生時代に学業に集中出来る時代ではなかったので
小学校高学年頃からは、勉強のサポートを求めた記憶がありませんが(笑)
それでも、部活動や勉強とやるべきことに真剣に取り組んでいたのは
経済的・時間的余裕がない中でも、両親がサポートしてくれたことに
子供ながらに何かを感じていたのかぁ。
そういうことを、しっかりと自分の子供達にも伝えていきたい。
改めてそう思った母親の三回忌でした。
娘が生まれて、初めての実家だったので
二人目の出産が報告できたのも嬉しかったですね。